ONE POINT LESSON
「句動詞」「phrasal verbs」って
なんですか?
こんにちは
バンクーバーの英語スピーキング校
Vector International Academyです。
ここのところカナダへの留学生も増えてきましたね!
バンクーバーのダウンタウンでも街中で
日本語がちらほら聞こえることが増えてきました。
現地で実際に生活すると生の英語に触れらるので
英語学習の上ではとても励みになりますが
肝心の日常英会話になると「?」となることもしばしば。
しっかり文法も単語も勉強しているはずなのになぜでしょう?
それはもしかして「句動詞」が分かっていないからかもしれません!
今回のブログは生徒さんからも質問が多く、カナダでも
日常英会話で頻繁に用いられる「句動詞」についてです。
句動詞はTOEICやIELTSなどの試験対策に役立つこともあります。
➀「句動詞」「phrasal verbs」ってなんですか?
句動詞といわれてもなんのことかパッと思い浮かばない人もいると思います。
句動詞はいわゆる「動詞」の一種です。
句動詞は「熟語動詞」「群動詞」などとも呼ばれています。
「動詞」の一種なので、一般動詞と同じく
「自動詞」または「他動詞」として使うことができます。
勉強方法としては暗記する方法もありますが
実際の使い方を覚えるのが一番ですね!
➁「句動詞」ってどんな風につくられているの?
「句動詞」は英語では「Phrasal Verbs」は、3パターンあり
「動詞+前置詞」「動詞+副詞」または「動詞(+副詞)+前置詞」
で作られた決まった表現になります。
また、句動詞にはなんとなく元々の動詞の部分が持っている
意味が残っているものと、全く異なる意味になるフレーズがあります。
➂「句動詞」ってどんなものがある?どんな意味になる?
例えば身近なところでは「try on」=「試着する」はなんとなく
「try」「試す」の意味が残っているのに対し
「get up」=「起きる」は「get」 と「up」がくっついて
1つの動詞としての意味で「get」の「得る」などの日本語訳とは
少し違う意味合いになっています。
覚え方としては動詞の元々の意味が分かっていれば
理解しやすいものもありますね。
➃「他動詞」の「句動詞」の文章の作り方、使い方例・「自動詞」との違い
一般動詞他動詞の場合、後ろには名詞が入るので
「Can I try on this shirt?」となりますが、
この名詞は句動詞の真ん中にはさむこともでき
「Can I try this shirt on? 」とも言えます。
ですが、この名詞が「代名詞(it, themなど)」に
なった場合は必ず真ん中に挟むという決まりがあり
「Can I try it (them)on?」となります。
「Can I try on it (them)?」は間違いです。
一方、自動詞は名詞が必要
ないのでそのまま使えます。
➄「句動詞」ってどんな時に使うの?
「句動詞」はどちらかというとカジュアルな場面で
使われることが多いですので、
日常の英会話では良く使われています。
しかし、日本の学校などでは日常英会話よりテスト用の英語を
職場ではビジネスの専門用語を熱心に勉強することが
多いようなので実際に海外で生活する場合などは
「句動詞」が分からないために
ホームステイ先や学校での
カジュアルな会話の内容が分からない
海外勤務になっても現地の人々との交流が
スムーズにいかないという話もよく聞きます。
例えば
「調べる」の英語訳として「search」「invetigate」などは
知っているのに「look up」「go through」
の意味は分からない、と言った感じです。
そして「句動詞」はもちろんテレビ番組や映画、インターネット上では頻繁に
また場合によってはビジネスシーンでも使用されています。
➅「句動詞」を使いこなしてコミュニケーション能力を高めよう!
ベクターでは英語の勉強方法は単語やセンテンスを丸暗記するのではなく
単語の使い方を学びながら
いろいろな表現を覚えらるように指導をしています。
「句動詞」を日常英会話に取り入れられるよう
シチュエーション別にさまざまな句動詞の使い方を
覚えていきたいものですね。
みなさんがあまり使い慣れていないかもしれない
「句動詞」「phrasal verbs」の理解が少し深まれば嬉しいです。
句動詞はTOEICなどの試験問題に出る場合もありますし
IELTSなどのスピーキングのテストで
活用するとスコアアップにもつながります!
次回のブログではどんな句動詞をどんな場面で使えるかをみていきましょう。
句動詞以外のブログ記事
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