上級コミュニケーションTESTIMONIAL

Ayumi K
期間:2020年3月度(途中からオンライン)

1ヶ月目を終えて、"悔しい"と"気付き"の日々だったなという感想に尽きます。
私は単語やスピーチやスキットなど決まった文や言葉を言うことは然程緊張しないタイプだったのですが、このクラスではconversationをいかに自然な感情の込め方で進めていくか、プレゼンなどでも自分の見せ方を学んでいくクラスなので正直辛かったです。
苦手な事にこそ取り組みたい気持ちはあったものの、今まで"conversationや即興作文が苦手"でそこから何か具体的な練習を継続してやってきたかと言えばそうでもなく。そりゃ力伸びないよな、と上級クラスに来てやっと気付きました。遅すぎました。
自分はここに来るレベルまで達してないのに来てしまった、と2週目くらいまで絶望していました。
 
ただ、UBCへの訪問やイベント、たくさんのプレゼン準備を経て今はとにかくやるしかない、100%自分が納得いかなくてもそれがその時の自分の実力だから落ち込まずにどうすれば上にいけるかを考える時間に充てようと気付けました。
 
2ヶ月目はVector生活最後のタームなので悔いのないよう過ごしたいです。
 

Shiori U
期間:2020年3月度(途中からオンライン)

文法インプットコースで文法、会話アウトプットコース基礎で発音、の武器を手に入れ、会話アウトプットコース実践でそれらの武器の使い方を学びました。そして、上級スピーキングコースは会話アウトプットコース実践よりも高度なことをします。その武器(英語)を最大限効果的に使うには?その武器(英語)を自分色にするには?と言うように、技術的な勉学でなく、実践的な勉学にシフトします。なので、日々の授業のアクティビティでは即興英会話が80%です。また最終試験では、ビジネスミーティングやビジネスインタビューといった、社会と戦える英語を披露します。
 
最初は私自身も、「外資系の仕事じゃないし、必要ないかな…」と思っていましたが、必要不可欠でした。ただ英語を口から垂れ流すだけではなく、自分の色で、相手を惹きつけることのできる英語を話せるようになったのはこのクラスのおかげです。
 
また、幸運なことに、私は2つの校外アクティビティを経験させていただきました。地元の小学校でのプレゼンテーションとUBCでのプレゼンテーションです。この2つのアクティビティは本当にいい経験になりました。地元の人達に自分の英語がどこまで通じるか、どのように通じるか、を体感、痛感できる場だったからです。自分の英語でネイティブスピーカーの人達の目が輝く瞬間を見たときはなんとも言えない達成感があります。あぁ、これが、コミュニケーションツールとしての英語か、と。
 
Vector を8ヶ月、フルで通った私にとって英語学習方法の最も大切なこと、それは「自己監督力」です。いつまでも先生におんぶにだっこしてもらわないと伸びない英語では、一生英語学習に課金してしまいます。自分の英語に対して、評価とアセスメントを的確に行い、自分になにが足りないのか、勉強方法を自分で工夫してみることが大切です。8ヶ月通った今でも、自分の英語に満足していません。まだまだ理想には届きません。本当に、英語は生涯学習であることを実感します。終わりはないのです。なので、Vector からいただいた、たくさんの武器を手にこれからも英語スキルの研鑽に励んでいこうと思います。

Haruka M
期間:2020年3月度(途中からオンライン)

3カ月間、Mari先生のクラスでお世話になりました。
上級スピーキングコースは1カ月~3カ月と自分で受講期間を選べたので、私は最初どの期間受講するかで悩みましたが、結果的に、3カ月間受講してよかったです。
1カ月目はじめの2週間くらいは、初めてのアクティビティやクラスの雰囲気に慣れることで精一杯で、自分でもあまり英語の変化がわかりませんでした。
でも1カ月目の終わり頃から、「あ、人に何か伝えるときに自分に足りないところはこういう所か!」「自分の理想のEnglish speaker像ってこんな感じかな」と、今までは見えなかった、気づけなかった部分がはっきり見えてきました。また、1カ月目でようやく、英語を話すときの発声が自分の中に定着した実感がありました。
なので私の場合は、1カ月で卒業していたら、本当に悔しい思いをしていたと思います。
2カ月目には1カ月目に気づいた自分の弱点をどんどん突き詰めていろんな話し方をTryしてみて、その効果が最終週の様々なアクティビティに表れ始めて、3か月間の中で一番自分の変化が実感できた時間だったと思います。そして3カ月目では、「英語を話す」ということが、自分の中でより自然なことになった気がします。今までは「さあ、英語を話すぞ」と何か変に身構えていた感じがありましたが、それがなくなりました。
正直3カ月受講しても、まだまだ習得しきれていない部分や自分の英語で直したい部分はたくさんあります。でも8カ月間にわたるVector生活の中で、みっちり英語との戦い方・向き合い方を先生方に教えていただいたので、これからは、私なりに根気強く、英語と付き合っていこうと思います。
私は日本にいるときにVectorに入校することを決めて、フル基礎クラスからお世話になりました。
最初は「日本人だけの学校」「宿題も多くて大変」と聞いて、不安でいっぱいでした。でもVectorでの8カ月間を終えた今、自分の選択は間違っていなかったと心から思います。
本当はインプットクラスまでの2カ月間を受けて卒業予定のつもりだったのですが、上のクラスの先輩方のかっこいいプレゼンを見たり日々の自分の変化を実感するたび、気づいたらフルコース受講してしまいました(笑)。
英語に関してももちろんそうですが、同じモチベーションで切磋琢磨できるクラスメイト、熱意を持って指導してくださる先生方、そして温かくカウンセリングしてくださるスタッフの方々に出逢えたことは、私の人生の中でもとても大きな財産です。
社会人になってから、再び学生時代の部活のような青春を過ごせた気がします(笑)。それだけ毎日真剣で、一生懸命の日々でした。
そんな体験をしたい方、ぜひセミナーや体験授業を受けてみて下さい!
本当にありがとうございました!!
 

Keigo M
期間:2020年3月度(途中からオンライン)

「滔々と流れる澄み切った大河」。私がマリ先生と最初にお会いした時に抱いた印象だ。
Output基礎からVectorに通い始めて、マリ先生のクラスを卒業するまでその印象は変わらずそのままであった。
 

先生の授業を一言で表現するなら、稚拙で陳腐な表現なので自分でも嫌になるが、「マジック」が一番近いのかもしれない。

自分では自分の英語が変化しているのか全くわからないのだが、周りから「変わったね」と言われることが多くあった。
自分ではその変化に気づけなかったので、最初は自分が裸の王様のように貶されて課金を促されているだけなのではないかと疑ってさえいた。
 

「マジック」の正体は何なのか、私なりに考察してみた。
それは単純にいうと2つに尽きる。圧倒的な英語力と洞察力である。

前者はこの学校のprincipalでもあり、私が説明する必要などないし、私などがここで描写することもできない。
それを知りたければ、彼女の生徒の感想や評判をネット上で探せばいくらでも見つけることができるだろう。

私が最も驚いたのは後者の能力の方である。
能力としては、前者よりも後者の方が高いのではと私は勝手に算段している。
元々持って生まれたものに加え、professionalな前職の経験、そして数えられない生徒を指導してきた中で磨かれたのであろう。その洞察力は一級品である。
 

圧倒的な英語力を基盤にその洞察力から生み出される助言や指導は、体験する価値ありである。
あなたが絶好調を飛び越えた時にはあなたを優しく諫め、あなたがどん底を突き抜けたところにいるなら、あなたが自分で立ち上がることの大切さに気づくまで厳しく見守っているだろう。
ちょっとした面談をすれば、その人の今の状態を仔細に把握し、最適な指導を施して自分でも気づかないうちに英語が上達している。そんな印象である。
しかし、こう書いてしまうと、その辺のESLにも似たような先生はいるように思われるのだろうか。
んー実に難しい。だが、今の私の日本語力ではここが表現できる限界だ。
 
日本語の「マジック」には二通りの意味がある。手品と魔法である。

彼女の「マジック」はどちらであろうか。私は手品だと思っている。
それがあたかも魔法に見えるように緻密な計算と努力を重ねてきているのだ。
魔法とさえ見紛う彼女の業にはどれほどの仕事が隠されているのであろうか。それを推測するだけで頭が下がり、畏敬の念を懐くばかりである。

ただ一つだけ残念に思うことがあった。彼女の業があまりにも優れているため、その業に頼り過ぎているのではないかと感じたことである。
それは、能力が高ければ高いほど陥る罠なのかもしれない。マルチタスクにこなす技量が高まれば高まるほど陥る罠といえるだろう。
業に頼り過ぎればその人の真の想いが伝わりにくくなると私は考えている。
ここが義務教育のような学校ではないことは百も承知しているが、英語というコミュニケーションを指導することを生業とする教師にとって、その想いが伝わることは重要なことの一つなのではないだろうか。
誤解して欲しくないのだが、彼女にその想いがないと言っているのではない。それが伝わりにくくなっていると感じたということである。

私は彼女が最後に見せた血豆を忘れることはないであろう。だが、血豆を見せることなくその想いが伝わればと願うばかりである。

末筆になりましたが、ここに書いたことは私の勝手な感想と憶測であり、事実とは異なります。失礼に感じた方がいればお詫びいたします。
 

Mayumi T
期間:2020年2月度

私は卒業後すぐに、1週間アメリカのポートランドで複数のネイティブ達と毎日密接に過ごしました。ベクターで5ヶ月勉強させていただいたおかげで自分自身会話で何一つストレスを感じることはありませんでした。言いたいことがすぐに出てこないことはあっても、以前のように言いたい事を諦めることは全く無くなりました。彼らも私が4ヶ月前に訪れた時と比べて私の英語がとても良くなっていると思ったようで、私に話しかけるスピードが確実に速くなっていました。自分ではどれだけ良くなっているかはっきりわからないところもありましたが、彼らは私の英語は格段に良くなっていると感じたようです。

特に積極的に会話に加わろうとする姿勢が以前と比べてかなり見えると言われました。苦言を言うとすれば、文法はたまに間違えることもあるし、よくしゃべるようになった分、he とshe を間違えてしまうところはまだあるが、とにかく1文1文が長くなったと驚かれました。これは毎日覚えた4文や3文を覚え込んだおかげだと確信致しました。
 
ポートランドへの往復では発声を特に意識して受け答えをしましたら、空港の職員が積極的に話かけてきました。彼らと世間話を始めてしまったくらいです。
卒業して初めて外で英語を使った結果、自分の進歩に最も驚いたのは自分自身だったかもしれません。

5ヶ月間本当にありがとうございました。
この進歩を無駄にすることなく、これからも益々精進していこうと思います。