ONE POINT LESSON
ワンポイント英会話
like, … (なんか…まぁ)
「若者言葉」
私が高校生ぐらいのとき
異常に多用されていた若者言葉がありました。
「~みたいな~」(~~の様な感じである、の意で)
「~っていうか」
ウィキピディアで「若者言葉」を調べてみると
社会人になってめっきり耳にしていなかった表現たち
「ばっくれる」、「ガン見」から、
これは元々若者言葉だったのか~と考えさせられるより日常的な表現たち
「普通」「無理」などまで、さまざまな用語が並んでいます。
ちなみに上の二つ「~みたいな」や「~っていうか」は
「ぼかし表現」の一つとして紹介されていました。
その他、
「とか」例:うどんとかを食べたい
「的な」例:ポテトのS的なものが欲しい
なども若者言葉のぼかし表現の一つなんだそうです。。
というわけで、今日は英語で「若者言葉」の「ぼかし表現」をご紹介しましょう♪
…., like, …..
ポイント
likeは本来、動詞(英語でverbと言います)で「~が好き」の意ですが、
実は他にも
前置詞(preposition)「~のような」
形容詞(adjective)「似ていて」
名詞(noun)「同類」
接続詞(conjunction)「~するように」
など、いろんな品詞に変身できてしまう多才な言葉で、
いったん「好き」の意味を離れると、~のような、~的な、類似したもの系の意味に
がらりとかわってしまうところは興味深いところです。
今日紹介したいlikeは副詞で「なんか」「ほぼ~」の意。
言葉の節々に投げ入れては「まぁ」「なんか」「ほぼ」「~的に」といった意味で使われています。
若者に特に使われがちなこの言葉ですが、学校のプレゼンなどでは
「Likeばっかり多用し過ぎないように!」と注意される事もあるそうな。
いわゆるスラングですのでフォーマルな場では使い過ぎに注意しましょう。
使い方
前述の通り、フォーマルな場面では「..like..」を多用すると
プロフェッショナルに聞こえないのでさけた方がベター。
ですが、友達同士で自然にかわされる会話の中では頻出用語です。
なにか物事を誇張して言いたい時や、
ものごとを直接的にいいたくない時
ぼかし言葉として使います。
He was, like, so mad at me. (彼、なんか、すっごいキレてた)
I, like, died. (私死んだも同然だった)
They, like, hate you! (彼ら、なんか君の事嫌いとかって。。)
また、「I mean, like —– 」(ていうかまぁ)で I mean と一緒に使うことも多し。
I mean, like, I don’t go to Karaoke that much. (ていうかまぁ、カラオケはあんまりいかない。)