ONE POINT LESSON
ワンポイント英会話
「しょうがない」「仕方がない」「どうしようもない」
CJEのMakikoです
本日も日本語から英語にしにくい言葉として
よく質問されるフレーズをおひとつ
「しょうがない」
要は、「どうしようもない」とか「仕方がない」の意。英語では:
It can’t be helped.
解説:
*ここでのhelpは「避ける」の意(c.f. avoid「避ける」)
*It はそのしょうがなかった「事象 状況」を指して。
*be + helped 受け身の動詞の形。「避けられる」
直訳「避けられえない」→ 意訳「しょうがない」
意味:
上記で解説通り、「避けられない」
(c.f. It’s unavoidable/ It’s inevitable)
つまり、状況や事象が回避できないことについて
「しょうがないよ」と言いたいときに使えます
Ex)
A: My goodness, the lawn looks dead!
(あれまぁ 芝生が枯れちゃってるよ)
B: It can’t be helped. There’s no rain and water is rationed.
(しょうがないわよ 雨なしの天気でしかも水も制限されちゃってるから)
A: I’m sorry I broke your vase.
(花瓶わってごめんね)
B: It couldn’t be helped.
(しょうがなかったよ)
A: I’ll replace it.
(弁償するよ)
B: That would be nice.
(ありがとう)
一個目の例はある事象に対して「しょうがないよ」
二個目の例は相手の失敗に対して「しょうがないよ」>慰めモードですね
二個目のように相手の失敗に対して
It couldn’t be helped というのは優しい感じがします
(でも自分の失敗に対して使うとやや言い訳な感がする
ex. Sorry I broke your glass.. I guess that could’t be helped 笑)
注意:
日本語のニュアンスでは「しょうがない」のニュアンスは多々。
今日紹介したIt can’t be helpedのニュアンスは
「避けられない」というニュアンスが含まれていることを
ふまえて状況に合わせながら使うようにしましょう