Update : 2018.07.05

「しょうがない」「仕方がない」「どうしようもない」

ONE POINT LESSON

ワンポイント英会話

「しょうがない」「仕方がない」「どうしようもない」

CJEのMakikoです 
 
本日も日本語から英語にしにくい言葉として 
よく質問されるフレーズをおひとつ 
 
「しょうがない」 
 
要は、「どうしようもない」とか「仕方がない」の意。英語では: 
 
It can’t be helped. 
 
解説: 
*ここでのhelpは「避ける」の意(c.f. avoid「避ける」) 
*It はそのしょうがなかった「事象 状況」を指して。 
*be + helped 受け身の動詞の形。「避けられる」 
 
直訳「避けられえない」→ 意訳「しょうがない」 
 
意味: 
上記で解説通り、「避けられない」 
(c.f. It’s unavoidable/ It’s inevitable) 
 
つまり、状況や事象が回避できないことについて 
「しょうがないよ」と言いたいときに使えます 
 
Ex) 
A: My goodness, the lawn looks dead! 
(あれまぁ 芝生が枯れちゃってるよ) 
B: It can’t be helped. There’s no rain and water is rationed. 
(しょうがないわよ 雨なしの天気でしかも水も制限されちゃってるから) 
 
A: I’m sorry I broke your vase. 
(花瓶わってごめんね) 
B: It couldn’t be helped. 
(しょうがなかったよ) 
A: I’ll replace it. 
(弁償するよ) 
B: That would be nice. 
(ありがとう) 
 
一個目の例はある事象に対して「しょうがないよ」 
二個目の例は相手の失敗に対して「しょうがないよ」>慰めモードですね 
 
二個目のように相手の失敗に対して 
It couldn’t be helped というのは優しい感じがします 
(でも自分の失敗に対して使うとやや言い訳な感がする  
ex. Sorry I broke your glass.. I guess that could’t be helped 笑) 
 
注意: 
 
日本語のニュアンスでは「しょうがない」のニュアンスは多々。 
 
今日紹介したIt can’t be helpedのニュアンスは 
「避けられない」というニュアンスが含まれていることを 
ふまえて状況に合わせながら使うようにしましょう