ONE POINT LESSON
ワンポイント英会話
「お疲れ様でした」って英語で?
今週もお題はこの便利な日本語表現:「お疲れ様でした」
言葉通りには ”You must be tired (さぞやお疲れのことでしょう)” ですが、
「お疲れ様でした」のもつ意味をよくよく考えてみると、
それは実にいろいろな場面でいろんな意味を持って使われる言葉だということに気づきます
というわけで、英語ではやっぱりそれぞれの立場やシチュエーションにあわせて意味を
「具体化」してあげなくてはいけません
1)感謝、ねぎらい系の「お疲れ様でした」
パーティー開催者から参加者へ「パーティーお疲れ様でした」
Thanks for coming! (来てくれてありがとう)
パーティー参加者から開催者へ「パーティーお疲れ様でした」
Thank you for inviting us. (招いてくれてありがとうございました)
(ほかに Thanks for all the great food. なども)
パーティー開催者(1)から開催者(2)へ「パーティーお疲れ様でした」
Thanks for all your help. (ほんとに助かったよ ありがとう)
上記のように英語では立場によっても言うことが変わってきますね
日本語だったらどちら側でも「お疲れ様でした」ですむところですが
このように相手と自分の立場をはっきりさせるというのはなんとも英語らしいところ
あいまいさが好まれる日本語との大きな差、を感じます
2) 成功をたたえるための「お疲れ様でした」
Great party! (すばらしいパーティーだったよ)
よく、成功をたたえる「お疲れ様でした」の訳として
“Good job!“や” Nice work! ” というのがありますが
今回のパーティーお疲れ様でしたの場面ではこれをさらに具体化してあげて
Great party! (すばらしいパーティー)とするといいでしょう
もっと丁寧に、センテンスで言うこともできます:
It was such a great party. (本当にすばらしいパーティーでした)