Update : 2019.02.19

スピーキングに役立つ 英単語増殖法:「言いたいことが言えるように」

SPEAKING

スピーキング情報

スピーキングに役立つ
英単語増殖法

 

 

 

こんにちは。校長のMariです。

日本人英語学習者の方々を15年に渡って教える中、
みなさん「英語が話せるようになりたい!」とおっしゃるのですが、

 

やはり圧倒的に足りていないのが
単語

 

なんですね。

 

Vectorでは文法も大事、発音も大事、

すべての弱点をピンポイントで強化していきますが、

なにはともあれ単語がないと何も出てこない・・・

 

単語はいわや、LEGOブロックのようなものなのです。

 

ブロックの数は多い方がいい。

いろいろな違った形のブロックがあった方がいい。

「〜方がいい」というのは、その方が、
結果的にいろんなものをLEGOで作ることができる、という意味なのですが、

英単語も然り。

 

単語が多い方が、種類が多い方が、

いろんな文章を作りやすくなりますし、

その分、いわゆる「言いたいことが言えるようになる」

確率も高まります。

 

というわけで今日は、黄金の単語増殖法についてです。

 

 

 

 

まず、どちらかというと面倒くさがりの私が一番苦手だったのが、

A-Z順に単語が並んでいる単語帳をひたすら1ページ目から覚える、こと。

 

これはほんとにしんどかった・・・っていうか、無理だった笑。

 

Aから順に書かれているので、上下の単語になんの脈絡がなく、

ただひたすら上から覚えるのは、

脈絡のない数字の羅列を覚えるのと似ており。

 

私のように、ストーリー性がないものはなかなか覚えられない・・・!という方は、

やっぱり

「文脈を作ってその中で覚える」方が、

覚えやすいし残りやすい。

 

例えば【カナダ人の友達が日本に遊びに来た時に、神社を案内する】でいきましょうか。

(そう、文脈はけっこうありがちなものを設定した方が、後で使える確率もアップします)

 

神社=shrine
鳥居=torii gate
朱色=vermillion

などなど。

 

で、ここからさらにもう1ステップ!

ここからが、Vector式単語増殖法の出動です。

 

その一つでもいいので、

同じようなカテゴリーの単語を

同じ袋にどんどん入れ込んでいくのです。

 

例えばvermillionでやってみましょうか!

 

赤っぽい色を表す単語をどんどん見つけて、

「赤色」袋に入れていきます。

 

 

red:これは当然。袋にラベルとして書いてある単語ですね。

vermillion:朱色。オレンジがかった赤ですね。まさに鳥居色!

crimson:深い赤。真っ赤な口紅みたいのを思い浮かべましょう。

 

 

maroon:茶色っぽい赤。えび茶かな。

scarlet:鮮やかーな赤。緋色っていうのかな。
mahogany:少し赤味がかった茶色。フローリングの板を選ぶ時によく見ます。
      あ、あとは、ヘアカラーの色とかにも使われてるかな。

magenta:明るい赤紫。むしろピンクっぽい色。印刷業界で使われているCMYKのMですね。

carmine:深ーい濃ーい赤。 

burgundy:深い暗い赤紫。ワイン関連の言葉なので、どっしりとした赤ワインを思い浮かべてください。

 

 

こんな感じで、「赤red」の袋の中に、

どんどん言葉を投げ入れていきます。

 

いろんな言葉でこれを続けると、

それぞれの袋がいっぱいになって、

いつの間にか単語が2倍、3倍、5倍、10倍に!

 

「言いたいことが英語言える」という感覚は、

「いかに細かいところまで伝えることができるか」という感覚です。

赤、と一言で言っても、自分が伝えたい赤に一番近い単語があるかないかだけで、

伝えたいものが伝わるか、変わってくるのです。

 

Vectorではどのコースでも教師が単語増殖法を推進しながら、
効果的な英語学習方法をクセ付けています。

 

ぜひ一緒に頑張ってみませんか?