Akinobu Morishima
Mari先生のことは2年前に知りました。
先生のコースの卒業生と話す機会があって、そのとき衝撃を受けました。
僕が喋っているのは何なんだと、全然違うぞって。
その時、高専を卒業する2年後、2ヶ月の休みが確保できるなら必ず行こうと決心しました。
実際、休みの期間と授業の開始日とが、本当もうこれ以上ないくらい完璧なタイミングでマッチして、先生の授業を受けることができました。タームの開始日があと1週間早かったり、遅かったりしたらもう受けれなかったんですから。
先生の授業がスパルタって事も聞いていて、ネットで色々検索しても凄い噂(笑)ばっかり出てきました。
でも、それは僕にとっては嬉しいことで、なんというか、英語上達の確約というか保証というかそういったものもように捉えていました。
ずっと叱られて伸びてきたので、先生の授業スタイルとの波長は合うだろうなぁなんて漠然と考えていたりもしていました。
実際、Vectorでの初授業はとても新鮮で、なんだか嬉しかったのをよく覚えています。知らないことを知れる確信というか、ずっとやりたかったことがやっとできるみたいな感じです。
授業終わりにスタッフの方に「なんか生き生きしてるね」って言われました。
そういった活気も日数が進むに連れてどんどんなくなっていきました。笑
ずっと楽しかったんですけれど身体のほうが先にへばって寝込んでしまいました。それが一番の心残りです。いつも心より先に身体が崩れちゃうんですよね。なんででしょう?
ともあれ、Vectorではたくさんのものを得ることができました。
アニコンにアイドルとして参加できたのが一番意外な収穫でしたね。笑
授業受けながらのダンス練習はしんどかったし、ダンスもなかなかできないしで、もうどうしたもんかと。
でも皆で頑張って、本番が盛り上がったときは最高の気分でした。終わったときは、やりきった感やら、もう終わってしまう寂しさやらでいっぱいでした。高専で味わえなかった青春を堪能させてもらいました。
またVectorでは先生やクラスの皆をはじめとした、たくさんの人との出逢いがありました。
僕が、僕の人生で一番ラッキーだって思っているのは人との出逢いに恵まれているってことですね。中学でも高専でもVectorでも尊敬できる先生と笑い合える友人との出逢いがあって、感謝しています。
先生が僕の事をどんなふうに捉えていたかはわかりません。できの悪い生徒であったかもしれません。
僕は、自分はもっと器用な人間だと思っていました。言われたことくらいはすぐにできるだろうって、
でも全然できなくて、どれだけ不器用なんだって愕然としました。
もう日本に帰ってしまいますが、不器用だからこそ、日本でも英語の勉強を継続して、今あるものをなくさないように、もっと上達して、色んな所で英語を使って、先生と自分の株を上げたいと思います。
2ヶ月間の短い期間でしたが、大変お世話になりました。
次はもっと長い休暇を取って、もう一度先生のクラスにチャレンジさせてください。
それが何年後になるかわかりませんが、必ず。