ついに、計9ヶ月間のVECTOR生活が終わりました。本当に長かった。何度泣いたか分からないし、何度脱走しようと思ったか定かではありません(笑)
もともとは基礎クラスとインプットクラスの2ヶ月だけ受ける予定だったので、Mariクラスを受ける日が来るなんて微塵も思っていませんでした。しかも3ヶ月も!!
Mariクラスでは、始まって数日で今まで泥の中を当てもなく彷徨っていたところから引き上げられたような感覚がしました。
Mari先生のことをマジシャンだとたくさんの卒業生の方が仰っていましたが、今私は先生がそう呼ばれる理由が分かる気がします。
Mari先生は表現力が本当に豊かなんです。
何か教えたいことがある時、一つの教え方でずっと教えるのではなく、一つやって生徒にうまく伝わってないと思ったら言い方を変えられます。それをちゃんと伝わるまで何度も何度も言い方を変えて、多種多様で、生徒ひとりひとりに合った説明の仕方をされます。
例えば、私は英語を話す時、全ての単語と音が繋げてハッキリと話さない傾向があったのですが、それを直すために先生が言ってくれた言葉が「ピアノをスタッカートで弾くように!」「一つ一つドミノを置いていくように!」「ひと単語ひと単語全部切るつもりで!」です。同じことを教えているのですが、全て伝え方が違うんです。
英語を話すのはほとんど感覚なので、あるひとつの説明の仕方で感覚が掴めなくても、また違う説明の仕方で感覚が掴めたりします。
今まで何となくやってきたことが、本当はこうするんだよ!って目の前に説明書を叩きつけられた気分でした。
また、自分に課されたタスクをある程度クリアして、この子は次に進めると思ってからじゃないと、Mari先生は次のタスクを渡されないので、自分が努力して早くタスクをクリア出来れば次のステップに進めるし、なかなかクリア出来なければ何日もそれをやり続けることになります。やるかやらないかは自分次第というところも私に合っていたかなと思います。
Mariクラスで自分の口から出た英語がちゃんと相手に伝わってるという自信が持てました。今までは本当に私の言いたいことが伝えられているのかずっとずっと不安でした。でも、私の言いたいことの100%ではないけれど、70%、80%を簡単な言葉にしたら相手に伝えられるんだ、という経験がここでは出来ました。
まだまだEnglish speakerになるには長い道のりですが、VECTORで頂いた武器を手に、英語経験値を積み上げていこうと思います。
本当に長い間お世話になりました。ありがとうございました。
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