Rei Nozawa
2ヶ月、これが過労かしらと思いながら気づけばあっという間に過ぎ去っていました。人生で1番集中して英語を勉強した2ヶ月でした。後にも勿論先にもこれほど勉強する事はもうないでしょうな。1日の半日以上を学校にいると気づいた時は自分馬鹿なんじゃなかろうかと思ったものです。初日から、極度の緊張により過呼吸になり幸先不安しかないスタートでしたが、2ヶ月目、体に支障をきたしつつも無事ディプロマが取れてほっとしております。
もともと、準備コースまで取ったらVector卒業しようと思っていたのですが、ジョイントクラスで当時のまり先生の生徒さんをみて行くことを決めました。主にみさきちゃんを見て、ですな。ESLの以前のみさきちゃんを知っていたので、とても驚いたのを覚えています。
カメラや人前に出るのが死ぬほど嫌いで、克服するためにも取ることを決意したまりクラスでしたが、最後のjob interviewのプレゼンではさほど緊張しておらず、卒業スピーチに関しては全く緊張せず、臆せず人前に立って英語を話せた(慣れてる人というのもありますが)ということが私の中でVectorで1番成長できたと思います。
卒業したのに、校外プレゼンの準備で結局土日も潰れる上、Vectorにほぼ毎日出没予定なので本当に卒業したのか未だ実感は全くありません。ただ、この土日は授業で習った文章をほとんど練習してないので流石にやばいと思い、つい先程で好きなセンテンスだけ口ずさんでいました。
時々、先生がピアノを例えに説明をされていましたが、私にはとてもわかりやすかったです。
ピアノも発表会があります。発表会がないと期限がある。人前に出るというプレッシャーがないと、自分を追い込むことが出来ない。それだと人は上達しないからです。
英語も同じなのだなあと話を聞いて気づきました。小学校での英語プレゼンやアニコンで英語パネルをすることは最たるものですが、日々の単語テストや文章テストなどもいうなれば小発表会みたいなもので、あるのとないのでは上達率は大幅に違うでしょう。人間不思議なものだなあと思います。加えるならば、ピアノも幼い頃に始めた方が伸びは桁違いです。むしろ筋肉上、30以上はほぼ習得不可能だそうです。私の先生は大人を教えるより子どもを育てたいと常日頃言っておりましたな。言語学に興味があり、第二言語習得なども少しばかり齧ったので興味深いなぁと思いつつ聞いておりました。ただ英語は年齢が重ねれば発達した頭脳を武器にできるという点はピアノより道は開けそうです。
とにもかくにも、不安というより恐怖から始まったまりクラスが卒業してしまった、という名残惜しい気持ちになるなんて、人とは変わるものだとしみじみと感じました。
数年後、もし社会人に飽きたらまた二十代後半くらいに外に出ようかしらと画策しているので、その時まだバリバリしていらしたら、先生のクラスでお世話になるかもしれませぬ。その時は忘れられているかも知れませんがよろしくお願いします。
気づけば長々と書き並べてしまいすみません。口下手なので文字に書きおこした方がうるさいと時折言われるのはこのせいでしょうな。まだまだ話したい事はありますが、ひとまずこれにて感想文(?)とさせて頂きます。