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Update : 2017.07.09

Saeno Sako

二ヶ月を終えて、シャドウイング、歌、鼻声脱出というのが一番大変で、しんどかった。

でも、1つ自分でも驚いたのは、歌のときに声が出たこと。ずっと音をとることは苦手で、それがきっかけでいろいろあって聴こえなくなって学校に行けなくなったことがあってから、歌おうとするとロックがかかったみたいに声が出ないのが普通で、コース中も歌を歌うってなったときはどうしよう、どうしようと思っていたけど、音はともかく、声が震えたのもともかく、声を出すことはできて自分でも、安心したし、周りの空気のお陰もあるけれど、自分にとって大きな一歩だったと思う。あとは、ある程度は、やらなければいけない状況に身を投じることは、大事なことだと改めて感じた。

鼻声は最初本当にどうすればいいのか分からなくて、自分で違いが分からなくて、どれが正解かわからずただひたすら、先生のアドバイスやネットの鼻声克服の情報を便りに本当にただひたすら練習するのはすごくしんどかった。途中、もはや声質なんだから、しょうがないんじゃないかな?と思って諦めようかと思ったけど、いつしかの先生の言葉、自分でしょうがないと思ったり、こんなもんかなって思ったら最後って言うのを思い出して、2ヶ月目の先輩をはじめ、みんなの耳を借りて、色んな人に助けてもらって脱出するコツを掴むことができたと思う。

発音に関しては、毎回指摘されるのが大体一緒で、意識してもまだ評価表にチェックされるのもあったから、出来ない音は自分が思う何倍も大げさにやらなきゃ、全然できるようにはならないと感じた。その大げさにやる意識を音に持っていきながらも、次に何を言うか先を読むために、同時に脳を使うのが本当にできなかった。

単語や文章の構成は、知識としては大分入っていると思うけど、使おうと思ってすぐ出てくる、聞いてすぐ意味に繋がる、といったように使える知識になっているわけではないから、準備コースでの語彙や文も含め、せっかく入れた情報がなくならないうちに、復習し続けて、定着、加工して、活かしていきたい。

久しぶりに勉強した!と言える二ヶ月を過ごして大変だったけど、楽しかった。新しいことを知る、自分が何も知らないということを知るというのは新鮮で楽しくて、もっと色んなことを見て勉強しないとなと思った。教員志望でわりと一本で絞ってきたけど、もっと色んな世間を見て勉強したいなと思うようになった。英語以外にも自分の視野や知識を拡大するいい機会になったと思う。また、地元小学校での英語プレゼンテーションも含めて、普段自分の力だけではできないことを経験できて有り難かったとともに、自分の力のなさ、できること、できないことを身をもって知れてよかった。当たり前のことだけど、このコースを取ったことに満足せず、過信せず、ただ得たことは自信をもっていかして、またこれから頑張りたい。

 

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