VANCOUVER LIFE
バンクーバー現地情報
ハリポタ風図書館のあるUBC
こんにちは。校長のMariです。
今日は、バンクーバーにある少々ハリポタ風の場所のご紹介です。
これは、バンクーバーで行ってみたい場所の一つ、UBCの図書館です。
UBCとはThe University of British Columbiaの略で、
バンクーバーだけならず、カナダでも一番大きな大学の一二を争う総合大学。
お天気のいい日だとお散歩にも最適な、素敵なキャンパスを持っています。
ただキャンパスはもぉ広ぉぉぉーいので、
全然行けなかった場所もあるのですが、
今日はその一部をみなさんとツアーしてみますね。
まず先ほどの写真のMain Libraryと向かい合って、もう一つの図書館があります。
それがこの、Koerner Library。
ハリポタとは打って変わって、かなり現代的なデザインの図書館です。
以前にイギリスのエリザベス女王が来た時に、
この図書館の前の通り(写真で自転車が通っているところ)をパレードしたのですが、
それを見ようと多くの学生が、Koerner’sの窓越しに張り付いた、というのを覚えています。
さて。
図書館の前の通りをずーっとキャンパスの端まで進むと、
カナダの国旗が見えて来ます。
あの向こうはバラ園があって、
さらにその向こうには海でっせ!
ベンチもずらずら〜〜〜〜。
もぉ、思う存分本読んで勉強してくださーーいって感じですな。
さて、キャンパスの通りを見渡すと、
こんな感じでずーーーーーーっと道が続いて見えます。
「広!!」って感じですよね。
こんなに広いとお腹も空く、うん。
というわけで、途中でファーストフードのバーガー屋さんもあります。
Triple-O’sはバンクーバーでもいろいろなところで見かけるバーガー店。
ファーストフードにしては、ちょっと高級目かな。
天気がいいなら、外に持って出て食べても気持ちいいですよね。
目の前もいい感じでパティオになってます。
いやー、それにしてもこの日はほんとに空いてたな・・・。
ちなみにこれがキャンパスの全体像なのですが、
ご覧の通り、右側はけっこうぐるっと海に囲まれているんですよね。
で、私が赤で付け足した矢印の部分も、また、けっこう有名な場所。
Wreck Beachと呼ばれる、規模の大きいヌーディストビーチなんです。
地図でもわかるように「一番近い道との間に、森あんじゃん」というわけで、
Wreck Beachにたどり着くには、そう、
その森の中の道をずぅーーっと下って行くんです。
ちなみに私は学生時代、この、
「Wreck Beachに行く人が通る道沿い」の寮に住んでいたので、
暖かい季節になるといつも、80%くらい裸の人たちがたくさん、
私の部屋の窓の前をボディーボードやパラソルを持って通り過ぎて行きました。
なので私は、Wreck Beachの思い出というと、
「こっちは今日中に120ページ読まないといけないっていうのに・・・」
という、ひがみしかありません。
ではここで、
ボキャビルタイムぅ〜
「ビーチへ行く人たち」を英語では、
beachgoer(s) と言います。
この、〜goerという言い方で他によく使うのが、
moviegoer(定期的に映画館へ足を運ぶ映画ファン)とか、
churchgoerとかですね。
さて。
このように広い広いキャンパスなのですが、
人っ子一人見当たらない時もあるので、
あまり夜遅くなってからの一人歩きはやっぱり避けましょう。
歩いている時にもし何か不審なことを感じたり、
助けが必要になったりした時用に、
キャンパスにはこういった青いポールがたくさん立っています。
これはCampus Blue Phonesといって、
真ん中の赤いボタンを押すと、担当者とその場でつながるようなシステムです。
専用サイトによると、キャンパス中こんなにたくさん設置されています。
けれども、本当に本当に緊急の時には、911に電話しましょうね。
上記の青いポールは私が学生だった●●年前にもあったのですが、
今回初めて気づいた、新しいサービスがこれ。
なんだかとってもかわいらしいバスの絵のバス停を見つけました。
調べてみるとこれは、UBC Accessibility Shuttleというサービスらしく、
身体的な障害を負っている学生、教職員、キャンパス居住者の方々用の、
キャンパス内移動シャトルバス、のようです。
専用サイトによると、どうやら今年から試験的に行っているようです。
はい、またきました、
ボキャビルタイムぅ〜
試験的にサービスを行う」って英語では
The UBC Accessibility Shuttle launches in May 2018 as a pilot service…
(上記専用サイトより)
ってことですね。
ところで、さきほどのかわいいバス停写真の後ろに、
芝生に刺さったサインが小さく写っていることに
お気づきになられましたか・・・!?
はい、ズームアップするとこんなことが書かれてありました。
NEWLY SEEDED GRASS AREA
はい、これっていったい、文法的にはどーなんってんの
Vector『文法インプットコース』を受けた生徒さんならわかるかな
こういった看板や、新聞のヘッドラインなどでは、
theとかaとかは基本的に抜かされるので、
本来ならば
THIS IS A NEWLY SEEDED GRASS AREA.
ってことでしょうね。
にしても、areaの前に単語が3つもついてるよ・・・
これは、「新しく種が蒔かれた、芝生エリア」ってことですね。
夏に青々とした芝生を作るため、だいたい春か去年の秋のうちに
芝の種を蒔くんです。
このエリアには最近種蒔いたから、みんな、入らないでね、
というサインだったんですね。
ではもう少しキャンパスを進んでみましょう。
私は教育学を勉強したので、文系の建物が集まる場所は行き尽くした感があり。
なので今回はあえて、理系のビルが集まるエリアを探索してみました。
すると(お恥ずかしながら初めて)こんなスゴイ場所を発見
はい、またまた
ボキャビルタイムぅ〜
BIODIVERSITY
応用スピーキングコースを受けた生徒さんはわかりますね〜
「生物多様性」という意味です。
diversity(n) = 多様性
diverse(adj) = 多様な
いろいろな文化を持つ人たちが過ごすカナダを表す言葉として、
Trudeau首相が
「Diversity is our strength.」
とTwitterで書いたことは有名ですね。
地球ほど多様な生物がともに暮らす星はいまだ見つかっておらず。
この生物多様性を見てみようじゃないか!という場所なのでしょうかね。
で、中に入ってみると、
じゃじゃーーーん
生物多様性を一瞬にして忘れてしまうほどの、
迫力満点、シロナガスクジラの骨。
いろいろ書かれてるものとか、
ディスプレイされてるものとか、
けっこうかわいいもの売ってるギフトショップとか、
あったんですよ。
でも口のデカさに圧倒されて、他の写真撮るのも忘れてました・・・
興味のある方はぜひ行ってみてくださいませ。
そのまままだまだ突き進むと、
トーテムポールもありました(もうほんと、知らんかった・・・)。
そしてふと思い出したのが、
「ああそうだ、UBCって京都の立命館大学と交換留学制度みたいの、あったなー」
私が学生の頃も、立命館大学の生徒さんがたくさん来ておられたんです。
そして専用の寮もあったはず・・・
まだあるかな?と散策してみると・・・
ありましたーーー。
あーー、ステキハウス。
他人の寮って、素敵に見えるんですよ
で、自分の寮
今回、自分の寮の前も通りましたが、
毎日部屋に缶詰でウンビャクページ読んで、
毎月レポート書いて、
プレゼン準備して、
もーやだーー。日本に帰りたいーーー。
って思った記憶しか蘇らなかったです・・・
そんなもんだな
私の記憶はおいておいて、
いろいろと素敵な建物があるUBC。
一度ぜひお散歩してみてはいかがでしょうか?
(昼間に行ってくださいね)
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